【国公立大学】現役東大生がまとめた全国国公立大学偏差値ランキング!

はじめに

大学受験を控えたあなた、志望校は決まりましたか?

全国に2300個もあると言われている学部のうちから、たった1校を選ばないといけないわけですから、志望校選びは大変ですよね。

特に、MARCHのような有名で学生数の多い私立大学であればなんとなくイメージも湧きますが、あまり人数が多くない地方の国立大学だったりするとなかなかその大学を知る機会もありません。

この記事では、国立大学に通うメリットや、私立大学には無い利点を紹介します。

また、受験校選びに迷っているあなたにおすすめのなかなか知られていない国公立大学、特に地方国立大学を紹介します。

国立大学を選ぶメリット

学費が安い

国立大学を選ぶ上で一番わかり易いメリットがこの学費が安いという点です。

国立大学の授業料は学部によらず年間約53万円となっています。

一方で私立大学の文系は年間70万円、理系は100万円、特に医学部であったら数百万円に上るところもあります。

その差が4年間、6年生の学部だったり大学院に進学すると6年間分に上ります。

国立大学は教育が行き届いている

もちろん国立大学を目指すメリットはお金の問題だけではありません。

一般的な傾向として国立大学よりも私立大学のほうが教員数に対する学生数が少ないです。

このため国立大学のほうが私立大学よりも教員の指導が学生一人一人に行き届きやすい環境だと言えます。

これは特に理系の学部で研究室に所属することになる3~4年生になると大きな差になってきます。

国立大学であれば研究室の1学年の人数が多くとも4,5人ですが、私立大学には10人を超えるようなところもあります。そうなると発表する機会も、先生に研究について相談する機会もかなり限られてしまい自分がやりたいような研究をすすめることは難しくなるでしょう。

一方で私立大学には、メディアでも取り上げられる様な有名な教授がいる場合もあります。

私立大学のほうが国立大学よりも定年退職の年齢が高いので、国立大学を退官した有名教授が私立大学で教鞭をとるケースが多いことなどが理由です。

そういった有名な教授の話を聞きたい!というような思いがある人は私立大学を選ぶのも良いかと思います。

地方国立大学は都会とは環境が違う

また、特に地方の国立大学は都市部にある有名私立大学と違って地方特有の自然に溢れた広いキャンパスを持っています。また、都市部と違って地元との関わりも密接で、町おこしの活動をしている様な団体もあります。

そういった環境であるため大学生活の際の課外活動や遊びも東京の大学とはまた一味違うものになってきます。

地方の大学に行った高校の同級生の話を聞くと、大学近くの自治体と協力して祭りを運営したとか、あるいは授業と授業の間に大学の近くの海で釣りをしたとか言うような、私とは全く違う大学生活を送っていて驚きます。

都会の喧騒から離れた大学生活を送りたいという人はぜひ地方国立大学を目指してはいかがでしょうか?

きちんと計画を立てられば受験も意外と楽

これらのメリットが有る一方で、「国立大受験は難しい」「受験科目が多くて大変」というイメージを持っている人も居ると思います。

たしかに国立大学を受験するためにはセンター試験を受けることが必要なため、受験科目も私立大学と比べると多くなってしまいます。

そうなると受験勉強に掛かる時間が多く必要で大変だと考える人も多いと思います。

しかし、同じ大学を受験する人の間では条件は皆同じ。ライバルも沢山の受験科目を勉強するのを大変だと感じているのです。

私大入試は科目が限られているため英語等特定の科目で稼ぐという戦略が成り立ちますが、国立大の入試では全受験科目をバランス良く勉強することが最も大事になってくるのです。

「効果的な受験勉強スケジュールの立て方」を知って5教科をバランスよくこなすことさえできれば十分合格点を取ることができるのです!

国立大学はどれくらいあるの?

さて、そんな国立大学ですが日本には全部で86の国立大学が存在します。

単純計算で各県に2校弱あるということになりますね。

その内4校は大学院大学なので、大学受験で出願できる大学は82校ということになります。

北海道に北海道大学、北海道教育大学、室蘭工業大学、小樽商科大学、帯広畜産大学、旭川医科大学、北見工業大学の7校

東京に11校

愛知に4校

京都福岡に3校と大都市圏には複数の国立大学があります。

国公立大学の偏差値ランキング

国公立偏差値ランキング(文系)

国公立偏差値ランキング(理系)

おすすめ地方国立大学5選

さて、ここまで地方別に国立大学の偏差値ランキングを見てきました。

しかし、最初に書いたとおり偏差値だけではそれぞれの大学の特色というのは見えてこないものです。

最後に、地方国立大学の中でも、研究やキャンパスライフに特徴があるおすすめの大学を紹介します。

旧帝大&金岡千広

地方国立大学の中でも、トップクラスの研究が行われていたり、優秀な学生が集まる大学といえば旧帝大である北海道大学東北大学九州大学が挙げられます。

これらの大学はやはり旧制帝国大学であるだけあり、現在でもその地方の中で一番の大学となっています。

また、旧帝大に次ぐ偏差値を誇る上位国立大学として、金沢大学岡山大学千葉大学広島大学の4つの大学もあります。

熊本大学

熊本大学はその名の通り熊本県熊本市にある大学です。

熊本大学は医学部や薬学部など医療分野の学問に関する研究が盛んです。

特に発生医学に関する分野に関しては、発生医学研究所という機関があり、力を入れて研究しています。大学院の医学系と薬学系から進学できます。

また、マウスバンクシステムという、実験用のマウスを胚から作成し全国の大学に届けるシステムを運営している大学でもあります。

まさしく日本の生命科学研究の根幹を支えている大学だといえますね。

筑波大学

筑波大学は茨城県つくば市にある大学です。東京教育大学を前身としています。

産学連携に力を入れていて、大学発ベンチャーの数が東京大学、京都大学に続き3位です。

日本トップクラスの2大学に次ぐ位置を占めるということで、その力の入れ具合がわかりますね。

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最後に

おわりに、様々な国立大学をご紹介してきました。みなさんが行きたい大学はありましたか?

目指そうと思う大学が近くにあるのであれば、実際に足を運んでみてはいかがでしょうか。

目標大学に合格するために、勉強頑張ってください!

国公立大学

Posted by くーま