【慶應文学部】入試の倍率、難易度、偏差値やキャンパス、学科をご紹介!

はじめに
慶應義塾大学の文学部に興味があるが、
「慶應の文学部の入試はどんな方法があるの?」「慶應の文学部の入試の偏差値や倍率、合格最低点は?」「慶應の文学部の学科や特徴、キャンパスの情報をまとめてないかな?」といった疑問をお持ちの受験生に向けて、今回は慶應義塾大学の文学部の情報をご紹介していきます。
慶應の文学部を知りたい、という方は是非この記事を参考にしてみてくださいね!

【慶應文学部】入試
まずは、慶應の文学部の入試の方法、偏差値、倍率や日程をご紹介していきます。
【慶應文学部】入試方法
慶應の文学部の入試方法は、大きく分けて2つあります。
- 一般選抜
- 総合型選抜
の2つです。
【慶應文学部】一般選抜
- 定員580名
- 試験日程2月15日(火)
- 合格発表2月24日(木)
試験教科・科目は
- 英語
- 社会(世界史Bか日本史B)
- 小論文
の3教科です。
【慶應文学部】総合型選抜(自主応募制による推薦入学者選考)
- 定員120名
- 出願受付11月1日(月)~11月4日(木)
- 試験日11月21日(日)※今年度の出願日は終わっております。
学校からの調査書と自己推薦書が必要です。
書類選考がないため、2つの筆記試験、「総合考査I」と「総合考査II」が最終選考となります。
「総合考査I」の出題形式は、毎年、9000字前後の論文を読み、4か所に傍線が引かれている。
設問1と設問2はそのうち2か所の傍線部を240字以上300字以内の日本語でそれぞれ説明させる問題、設問3と設問4は残る2か所の傍線部を英・独・仏・中のいずれかの言語に訳させる出題形式です。
文学部にふさわしい知識を持っているか、そして、日本語・外国語両方を基礎レベルの表現力を問われている問題です。特に英(独・仏・中)作文は、基本的な文法ミスをすべて減点対象とするので、あっという間に0点になってしまうため、シンプルでかつ、文法的に間違いのない英(独・仏・中)文を書くトレーニングを日ごろからこなしておかなくてはなりません。
「総合考査I」に続き同日行われる「総合考査II」の問題形式は、与えられたテーマと題意にしっかり意図を加味して答えていく文学部的センスが問われる問題です。文字数は320字以上400字以内に設定されていて、「論文」というレベルを超えて、「エッセイ」と呼ぶべき問題を解かせる鬼畜さです。
一定のユーモアを感じさせながら、テーマに沿った答えを考え、さらに論理的に破綻していない400字を書く文学部的センスは、事前にしっかりと準備をして練習をしておけば、大丈夫です。
【慶應文学部】入試の倍率、偏差値、難易度、合格最低点
それでは、慶應の文学部の例年の倍率と合格者数を見ていきましょう
入試年度 | 2021 | 2020 | 2019 | 2018 | 2017 |
定員 | 580 | 580 | 580 | 580 | 580 |
志願者 | 4243 | 4351 | 4720 | 4820 | 5049 |
受験者 | 3903 | 3978 | 4371 | 4500 | 4706 |
合格者 | 1208 | 1022 | 1033 | 1023 | 1116 |
補欠 | 276 | 85 | 79 | 43 | 174 |
倍率 | 3.2 | 3.9 | 4.2 | 4.4 | 4.2 |
偏差値 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 65.0 |
倍率は2021年度は3.2と下がりましたが、例年倍率は4倍となっています。
試験日が国公立とは異なるため、私立は併願先に選ばれやすいのと、日本で早稲田大学と並ぶ最難関校である慶應義塾大学は、特に併願する受験生が多くなります。
受験科目が3科目と非常に少なく、また共通テストの結果を一切加味しないテストであるため、共通テストでおおこけして目指していた国公立の大学を足きりで受けられなくなったとしても、慶應文学部は受験することができるのも倍率が高くなる理由の1つでしょう。
では、受験者平均点と合格最低点を見ていきましょう。
試験科目 | 配点 | 受験者平均点合格最低点 |
英語 | 150 | 77.32 |
日本史 | 100 | 56.44 |
世界史 | 100 | 65.35 |
小論文 | 100 | 54.26 |
合計 | 350 | 232 |
英語の配点が他の2科目の1.5倍ありますので、英語が苦手ですと厳しくなりますね。
日本史、世界史どちらも受験者平均点は6割前後とそこそこの難易度の試験となります。

【慶應文学部】小論文が難しい
問題は小論文です。
- 試験時間90分
- 論述字数(内容説明300字、意見論述400字の計700字)
慶應の法学部(90分-1000字)、経済学部(60分-600字)と比べると、
時間に余裕はありますが、深い考察が必要な課題が出題されることから、本質的な主張や論点を導き出せないと、時間が足りなくなってしまいます。
慶應の文学部では、法学部や経済学部の社会科学色の強い課題文とは違い、「自己とは何か」「自己と他者」「文化」などの我々にとって根源的なテーマに関する深い考察がなされている課題文が出題されます。
よって、読解の姿勢は現代文の評論文を読む時と同じで構いません。現代文の基礎が生かせる、というのが文学部小論文の大きな特徴であると言えるでしょう。
小論文対策、インプットとアウトプット
- インプット:新入試評論文読解のキ-ワ-ド300
慶應の文学部では、深く掘り下げたテーマを出題してきます。
この本は、「キーワード」、現代について語るために重要になってくる言葉をどんな意味なのか、どんな背景がある言葉なのかを書いてくれていますので、まさに慶應文学部の小論文のレベルを勉強するのに最適な本であると言えます。
- アウトプット:まずは時間制限を設けず、正しい答えを書けるようにしよう
というのも、はじめのうちは時間があったっとしても正しく論述を書けないからです。
実際の試験では、もちろん時間制限があり、その時間内に論述しなければ意見ませんが、論述の初心者は時間が山ほどあっても解けないでしょう。
ですので、まずは、時間のことを考えず、しっかりとした骨組みと、それに基づいた論述を書く練習をしてみてください。それに慣れてきて初めて、時間を意識したトレーニングをしていきましょう。
【慶應文学部】併願先の日程まとめ
それでは、慶應の文学部の入試の情報の最後に、
慶應の他の学部の入試日程をまとめていきます。
併願をしてどんな学部でも慶應に受かりたい!という方は活用してみてください。
- 薬学部2月10日(木)
- 看護医療学部第1次試験2月11日(金)第2次試験2月20日(日)
- 理工学部2月12日(土)
- 経済学部2月13日(日)
- 商学部2月14日(月)
- 文学部2月15日(火)
- 法学部2月16日(水)
- 総合政策学部2月17日(木)
- 環境情報学部2月18日(金)
- 医学部第1次試験2月19日(土)第2次試験3月1日(火)
【慶應文学部】キャンパス、学科、口コミ、就職
続いて、慶應の文学部のキャンパス、学科、口コミ、就職の情報を見ていきましょう。
【慶應文学部】1年は日吉キャンパス、2年からは三田キャンパス
慶應文学部は他学部同様に、1年次は日吉キャンパスで学びます。
日吉キャンパスは東急の日吉駅の目の前の広大な土地にあり、日吉駅は大きな学生街になっています。
東急の日吉駅は東急東横線、東急目黒線の主要駅で、横浜駅まで11分、渋谷駅まで20分、目黒駅まで20分、六本木一丁目駅まで35分で、東京にも横浜にも近く、アクセスが良く、日吉キャンパスは最高の立地と言えるでしょう。
2年次からは、キャンパスが変わり三田キャンパスになります。
慶應義塾大学といえば、、この三田キャンパスです。
三田キャンパスはJR山手線田町駅より徒歩8分、都営浅草線・都営三田線三田駅より徒歩7分、都営大江戸線赤羽橋駅より徒歩8分と、東京の都心のど真ん中にあります。
東京タワーまで歩いて20分かからない距離にあり、また、オーストラリア大使館やイタリア大使館も近くにありますので、外国人が多い場所です。
日ごろから外国語に触れる機会が多くなり、語学力を身に着けることができるかもしれませんね。

【慶應文学部】人文社会学科1学科に17の専攻がある。
慶應の文学部には、人文社会学科の1学科のみがあり、その中に17の専攻があります。
以下、慶應義塾大学文学部公式HP参照
の17の専攻があります。
大きく分けると5つの専攻で、
哲学系の
- 哲学
- 倫理学
- 美学美術史学
史学系の
- 日本史学
- 東洋史学
- 西洋史学
- 民族学考古学
文学系の
- 国文学
- 中国文学
- 英米文学
- 独文学
- 仏文学
図書館・情報学系の
- 図書館・情報学
人間関係学系の
- 社会学
- 心理学
- 教育学
- 人間科学
となっています。
専攻の選択は2年次からとなっていて、
1年次は総合教育科目・必修語学科目を中心に学び、自分が進むべき専攻をじっくりと見きわめ、
2年次からは自分の所属する専攻での専門領域の学びがはじまります。
3年次は研究会(ゼミ)に所属し、具体的なテーマを設定して研究を進めて、
4年次は研究会での勉学の集大成として、卒業論文を作成します。なお、社会学専攻、人間科学専攻の2専攻には非卒業論文コースもあります。
この他に、「アート・マネジメント講座」「人の尊厳」「アナログ・アナクロ・アナロジー」などユニークで多彩なオムニバス形式の授業や、文化財研究における新視点を提起する「博物館資料保存論」「博物館学特論」、音楽に関心を持つ学生に人気の「遠山記念音楽学講座」なども開講しています。
慶應の文学部は、歴史は古く1890年には文学部の基となったものが出来ましたので、有に130年以上の歴史がある、日本の現代の歴史と同じ長さの歴史を持った由緒正しい学部です。
永井荷風、西脇順三郎、遠藤周作、折口信夫、井筒俊彦など、数多くの独自の世界を築き上げた著名な詩人、文学者、民俗学者、哲学者が学生として、教員として文学部を作り上げてきました。
慶應の文学部は歴史が古いから日本のトップを走り続けているのでは無く、もちろん古くから教育を変えていないわけではなく、時代に合わせて変化させ、歴史を持ちながらも、時代の最先端の教育を行っているからこそ、日本トップクラスの文学部の地位を保っているんでしょうね。
【慶應文学部】評判、口コミ
それでは、歴史と学科を見てきたところで、今度は実際の大学生の口コミを少し見ていきましょう。
「好きな分野の学習を追求できる学科。研究分野が多岐にわたっているので、自分が勉強したい分野に集中することができる。教授方もレベルが高く質が良い。講義内容はかなり深くまで掘り下げられているので、興味ある分野の講義は受けてて理解が深まる。就職は文学部のため、他学部に比べて就職実績は低い。それでも他大学と比べるとかなりサポートも充実してるのではないだろうか。キャンパスの立地は駅近なので交通の便はとても良い。周りにもたくさんのお店が並んでいるので、学食に飽きたらそっちの方にも行ける(日裏や三田周辺)。メディアセンターでは勉強スペースが設けられているので、静かな環境で勉学に励むことができる。」
アクセスと立地はやはり良いそうです。
ただ、就職が文学部全体に言えることですが、それほど良くはないそうです。しかし、なんせ慶應大学なんで、困ることはないんじゃないでしょうか。
授業はさすが日本トップクラスといった内容で、非常に充実している見たいですね。
【慶應文学部】男女比
慶應の文学部の男女比を見ていきましょう。
慶應の文学部の男女比は若干女子が多いんですね。
【慶應文学部】就職
慶應の文学部の就職はどのようになっているのでしょうか。見ていきましょう。
- 卒業生821名
- 進学者58名
- 就職654名
- その他88名
- 未報告21名
慶應文学部の就職上位20社
参照慶應大学HP
業種別就職と進学等のデータ
参照慶應大学HP
進学する人も58名と多い印象ですね。
就職先はさすが、慶應大学といった大企業を多数輩出していますね。
業種は文学部だけに研究職や教育機関につく人が多いのではないでしょうか。

【慶應文学部】学費
では、最後に慶應の文学部の学費を見ていきましょう。
入学金 | 200,000円 |
在籍基本料 | 60,000円 |
授業料 | 880,000円 |
施設設備費 | 200,000円 |
その他費用 | 3,350円~7,250円 |
初年度納付金合計 | 1,343,350円 |
在学生納付金合計 | 1,143,250円~1,147,250円 |
4年間合計の学費は計4,785,100円(幅があるので、最高額を計算しました。)
私立の学費といった額ですね。高いと思われた方もいるかもしれませんが、
就職などで慶應ブランドを持てるというだけで、この額の基は取れるでしょう。
私も利用しています、奨学金を利用して通う価値がある大学です。
皆さんも検討してみてください。
参照、慶應大学文学部HP
【慶應文学部】過去問
赤本:慶應義塾大学(文学部) (2022年版大学入試シリーズ)

最後に
今回は、慶應の文学部の入試の方法やそれぞれの偏差値、倍率、難易度、合格最低点、受験者平均点と、慶應の文学部のキャンパス、アクセス、学科と専攻、就職や学費の情報を見ていきました。
慶應の文学部は日本有数の歴史を持ち、たくさんの卒業生や講義を充実させる取り組みをしているのが分かりましたね。
慶應の文学部を興味があった方、慶應の文学部を目指している方の、少しでもお役に立てたのであればうれしいです!
このほかに早稲田大学などの大学のまとめた記事を書いていますので、是非見ていってくださいね!さようなら~!